1969-04-17 第61回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第10号
しかしながら、閉山された炭鉱は、従来の制度ですといわば担保が解決をしない、大正鉱業の場合にはまた別な面で長期的にあと地が利用できないという面もあります。
しかしながら、閉山された炭鉱は、従来の制度ですといわば担保が解決をしない、大正鉱業の場合にはまた別な面で長期的にあと地が利用できないという面もあります。
直方の方のようでありますけれども、私の住まっている中間のほうでも、大正鉱業の閉山に伴って、債権問題がいまだに尾を引きまして、トラブルが続いているわけでありますが、こういうことを見ましたとき、確かに信用保険の改善あるいはいまの要望等当然のことではありますが、炭鉱自身との中小業者の閉山における取りきめですね、そういう面も大いに力を入れられる必要があるんじゃないか。
これは福岡県の中間市に大正鉱業の閉山事務がいま進められているわけでありますが、関係者の疑惑といいますか、ふんまんが爆発するような立場まできております。これは不動産処理のいわゆる最終段階に入りまして、一千三百万円をめぐりまして、その商工業者とそれから市との間にトラブルが起こっているわけであります。それはこういうことなんです。大正鉱業再建運動というのが起こされておるのですね。それは市長が主導者だった。
例を申しますと、たとえば少し前の時点では大正鉱業、新しいところでは大日本炭礦、この二つにつきましては、貸し付け金の回収がどこまでできるか、まだ全体の清算が終わっていない。
これはもういま大正鉱業の例でお話しになりましたように、やはり実際の鉱害量というものの把握に問題があるわけでございまして、私のほうではいま復旧事業団に基本調査費を投入いたしまして鋭意残存鉱害量についての把握につとめておるわけでございまして、これが若干不確かでございますと、その上に立つ計画というものを整斉とかつ積極的にやっていくという先生の御趣旨から見まして問題が残ることに相なると思います。
続いて、山田市のアサヒ縫製加工、セラミック化学、田川市の田川タイル、直方市の中泉団地を視察した後、中間市において鞍手工業用水の工事現場、大正鉱業の鉱害による曲川、堀川の実情等を視察いたしました。 翌十月三日は、北九州市若松区にある電源開発株式会社若松火力発電所におもむき、概況説明を聴取した後、所内を視察いたしました。
○村上説明員 私が先ほど来申し上げております数字は、基準審議会等でおはかりをいたしまして、その後発表しておる数字でございますけれども、この数字の中には、送検いたしたものといたさないものというふうに分類して扱っておるわけでありまして、先ほどもちょっと申し上げましたように、大正鉱業等につきましては送検した。
なお、大正鉱業など大口のものがございます。未処理でかなり長くなっておりますものは一応この数字から除いております。したがいまして、いわゆる送検をしまして司法処分をしたものにつきましては統計上は一応はずしてありますが、金額的には大正鉱業の八億、これがほとんどでございまして、それ以外につきましては金額的には非常にわずかである。
それで、先ほど申し上げましたもので、過去の未払いの焦げつきで大口は大正鉱業でございますが、八億二千四百万円、このうち一割相当の八千百三十八万円は昨年の十二月に支払いましたが、それ以外の未払いのものにつきましては、極力私のほうでも指導いたしておりますし、交付金の処理につきましても、この未払い代金に充てるように、たとえば佐賀の向山鉱業所は三千百七十七万円の未払いがございましたが、これは全額支払わしておりますし
これと、先般閉山してしまいました大正鉱業、それから大辻炭鉱とか九州採炭というような山がございました。この四つの炭鉱は、坑内が貫通しておるものですから、そこでお互いに金を出し合って、共同排水という形で一カ所からものすごい水を上へ揚げて流していたわけです。
特にあわれをとどめているのは元大正鉱業の労働者です。買い上げ交付金が支給されましたけれども、企業負債の弁済にその大半が吸収されて、未払い賃金と、全額に近い退職金が今日まだ野ざらしにされておるという実情でございます。昨年そのために狂って自殺した炭鉱の主婦がございます。
大正鉱業にもあった。明治鉱業の赤池にも起こり、三井田川にも起こっている。こういう閉山炭鉱の炭住を、旧方式では、場合によっては、その炭鉱の労務者が住んでおって、あけますというような形になれば、全部一ぺん合理化事業団で買い上げてくれた。そうしてまたその労働者に払い下げることも可能であったわけです。ところが、新方式になると、土地、炭住は買い上げないでそのままほうっておくわけです。
これからだんだん大正鉱業みたいな、あるいは比較的北九州に近いような山がつぶれるばかりでなくて、大手の山も相当これは閉山、合理化になっていくわけです。そうしますと、千戸、二千戸、はなはだしいのは六千戸の炭住というのが一挙にスラム街化するわけです。それが北九州に近いところ、あるいは町のまん中にありますと、これは非常にその当該市町村にとっては大問題なんですね。
最後に、当石炭対策特別委員会といたしましては、第二次有沢調査団の答申にもあるとおり、五千五百万トンの石炭目標を達成するため、また、わが国における貴重な国産資源を活用するという見地より、日本炭礦株式会社をして第二の大正鉱業とするがごときことは断固として避けるべきであろうと存ずるのであります。
○滝井委員 そうしますと、三百八十六万トンに対して、大正鉱業等が加わって四百四十万トンになったということですね。 これで一体、事務的に処理の完了したものは幾らあるのですか。
そのほか、これは特殊な事情でございますが、九州の大正鉱業が閉山をするというようなことで、十億円以上の倒産の総額が二百億以上に達しております。五百九十億円のうちで十億円以上の大口倒産というものが二百億以上になっております。これが一つの特色でございまして、その関係で中小企業が相当影響を受けつつあります。
たとえて言えば遠賀郡の私の近くの大正鉱業の問題でございますが、そのほかやはり炭鉱は継続しつつありますが、その中において一部の山はやめている——鉱山そのものは経営をしている、そういうやめたところに出しております売り掛け代金に対しては、名簿を見てみますと、たいへんな金額があるわけでございまして、これは私は今後十分お考えくださいまして、今日まで融資をしていただきましたものに準じて、何らかの手を打っていただきたい
なお、次の事件は十月の二十五日でございますが、四名の者が大正鉱業の山ノ上クラブ奥の間で重役四名と会議中でございました。同社の坑長の宮原という人に対しまして、坑内すわり込みに参加した二十五名、つまり二十二日に坑から出ておりますので、その三日後でございますが、すわり込みに参加した二十五名が一ぱいやろうということで、昭和寮に待っているから二万五千円貸してくれということを申したのでございます。
○説明員(中野正一君) 大正鉱業の問題につきましては、今、小柳先生から御指摘がございましたように、十一月の初めにようやく地労委のあっせんによりまして、会社側も退職者同盟もこのあっせん案を受けまして協定ができまして、六日と七日に、当初約束の一人当たり二万七千円というものが支払われたのでございます。
労働省職業訓練 局長 村上 茂利君 日本国有鉄道職 員局長 谷 伍平君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事の補欠互選の件 ○参考人の出席要求に関する件 ○労働情勢に関する調査 (失業対策に関する件) (東鉄管内における不当労働行為に 関する件) (新日本窒素肥料株式会社における 労働問題に関する件) (大正鉱業株式会社
こういう大手の大正鉱業みたいな事例は、また特別ひどいわけでございます。したがって、われわれのほうとして、再就職の問題でいろいろ御相談しておりまして、現在相談しましたのが約四百九十名ばかりで、あとの方は、まだ十分な面接にも応じない、結局、退職金の問題でそういうような再就職の意欲がわかない、こういうことであります。
説明員 調達庁労務部長 小里 玲君 通商産業省石炭 局炭業課長 佐伯 博蔵君 労働省労政局長 堀 秀夫君 労働省職業安定 局長 三治 重信君 労働省職業訓練 局長 村上 茂利君 日本国有鉄道副 総裁 吾孫子 豊君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○労働情勢に関する調査 (大正鉱業株式会社
本日は、大正鉱業株式会社における労働問題、国鉄における不当労働行為、江東区における職業訓練所閉鎖の件、失業対策事業に関する件、全駐労の失対労務契約の件について、順次調査を行ないます。 御質疑のある方は、どうぞ御発言を願います。
○説明員(中野正一君) 大正鉱業の問題につきましては、今先生から御指摘になったような非常に緊迫した状態になっておりまして、私どもも非常に心配をしているわけであります。
○小柳勇君 失業保険の問題や職業訓練、就職の問題などは、また午後質問いたしますので、当面するこの大正鉱業の問題、特にけさ電報が参りまして、きのう六時から退職者同盟は実力行動に入ることをきめた。そうしますと、炭鉱労働組合のほうとしても、そのままでこれを支援するというわけにはなかなか参らぬでしょう。
大臣には就任早々非常に大きな問題が山積しておりましてはなはだ恐縮ですけれども、問題未解決のままここにきており、前の通産大臣のときも非常に骨を折っていただきました大正鉱業において、次のような事例が、この九月五日以降に起ころうとしておる。それは新しい社長がきまして、賃金の値下げと首切り案を出した。組合はやむを得ないというのでそれをのんだ。
最後の大正鉱業の問題ですが、実は私今ちょっと石炭局長に事情を聞いておったところのようなわけでありまして、なかなか深刻なようでございます。十分事情を聞いた上でできるだけの措置をとってみたい、かように考えておるわけでございます。
○説明員(中野正一君) 大正鉱業の問題でございますが、今先生から御指摘がありましたように、最近情勢がだいぶ悪化をして参っております。
その次は、大正鉱業の問題でありますが、大正鉱業の問題は、一企業の問題でありますけれども、これも佐藤通産大臣がいわば説得されたといいますか、保証されたといいますか、問題があったら、これは労働省に行く前に、おれのところへ来てくれ——これは個人として言われた問題ではないと思います。